バランスがよく華やかで明るい酸味をもったコーヒーです。
華やかさを感じる浅煎り、酸味を始め全体の輪郭が出てくる中煎り、すっきりとしたキレの後味で印象的な深煎り。
※基本的に中煎りでお届けします。焙煎度にご指定がある場合はお知らせください。
※最下段の確認事項をご確認ください。

焙煎度による傾向
浅煎り
甘さや華やかさがあります。ゆずのような爽やかな柑橘のフレーバーを感じます。ベースにはナッツのニュアンスも存在します。

中煎り
味のボリュームが全体的に増えてきます。柑橘系の酸味と、甘さのあるナッツのような味わいのバランスもよく、好みの分かれない使い勝手のよい味わいです。全体的に甘さに包まれたような印象です。

深煎り
柑橘系のニュアンスと、甘さは感じますが、豆本来の味わいというよりも焙煎による味わい特性が出てきます。スッキリとした印象で、アイスコーヒーとして活躍しそうです。

イディド村
エチオピア南西部ゲデオ県のイルガチェフェ郡の東側に位置するイディド村。
村には約1,000件のコーヒー農家があると言われています。
その多くは小規模農家さんです。

ビレッジロット
こちらはビレッジロットとなります。
ビレッジロットとはマイクロロットと違い、特定の村全体あるいは複数の小規模農家が生産した豆を一括で集め、一つのロット（生産工程や品質を保証する）として販売するコーヒーです。
村という地域の単位で生産されたコーヒーなので、その地域のテロワールの風味を味わえます。

特徴的な栽培
エチオピアには庭や他の農作物に農地に植えたコーヒーの木を栽培する「ガーデンコーヒー」や、自然林に自生したコーヒーを栽培する「フォレストコーヒー」など特徴的な栽培方法があります。
フォレストコーヒーは雑草をとったり、日があたるように周りの木を伐採や剪定など最低限必要な箇所だけに手を加え、なるべく自然に近い環境で育てています。

産地区分
エチオピアでは風味の特性やトレーサビリティ向上を目的として、コーヒー栽培ゾーン（Coffee Growing Zones）という栽培エリアの区分制度があります。
これは、地域ごとの地理、標高、気候、栽培品種、文化的背景などに基づいて分類されており、各エリアが地域ブランドとして価値づけされています。
代表的なエリアのとして「イルガチェフェ」「グジ」「シダモ」などが挙げられます。

境界付近には検問所が設置されているところもあり、地域名がコーヒーのグレード分類と密接に関係しているため区分間の輸送などに厳しい規制があります。
これにより、エチオピア産コーヒーの地域ごとにおける明確な風味の違いなどを生み出しています。

在来種
コーヒーの故郷であるエチオピアの特殊な栽培方法により、品種改良されルーツがはっきりしている品種ではなく、原生種といわれるような多種多様な品種をまとめて在来種やエアルーム種といっています。
エチオピアには1万から1万5千ものエアルーム種があると言われており、遺伝子構造が多様性をもち品種を識別するのは困難な状況にあります。
しかし、この懐の深さこそがエチオピアのコーヒーの楽しさや奥深さを表現していますね。

【焙煎度】中煎り
【精　製】ウオッシュ
【標　高】2,150〜2,300m
【品　種】在来種
【生産地】ゲデオ県 イルガチェフェ郡 イディド村
【メ　モ】栽培期間中、コーヒーには農薬、化学肥料不使用
※周辺環境からの農薬や化学肥料の混入が全くないことを保証するものではありません。
【フレバーノート】chocolate, caramel, orange, citrus


【確認事項1】
当面の間、焙煎日は週に1度になります。
ご入金のタイミングによっては、発送までにお日にちを頂きます。

【確認事項2】
豆のまま(推奨)の販売になりますが粉の販売も可能です。
ご希望の場合は備考欄に下記の通り明記をお願いします。
↓いずれかをご指定してください
「粉で中挽き」(ドリップ用)
「粉で細挽き」(エスプレッソ用)
「粉で粗挽き」(フレンチプレス用)

明記がない場合は、豆のままとなりますのでご注意ください。

【確認事項3】
内容量に応じてネコポス、宅急便コンパクト、宅急便のいずれかになります。
システムの都合上、ご注文時は宅急便で計算されますが、ご注文確定メールの際に該当の送料でご案内させていただきます。
なお、200g以上ご購入のお客様は一番安い発送方法になるように100gもしくは200g単位のいずれかで小分けにさせて頂きますので予めご了承ください